はじめに
今回は、少し前に個人手配で旅行したヨセミテ国立公園がとてもよかったので、紹介したいと思います。
ヨセミテ国立公園といえば、アメリカでグランドキャニオン、イエローストーンと並んで人気の国立公園です。
アメリカの国立公園というとなかなか日本人にはなじみがないですよね、仮に興味を持ったとしてもツアーなどに頼ってしまいそうなものです。
ただ、やはりツアーはいろいろな付加価値が上乗せされていて、高額になってしまいます。・・・せっかくなら安く、自由に楽しみたいですよね。
当記事では、自分で予定を組んでヨセミテを楽しむためのポイントを5つ紹介します。
1. 全体像と回るべき場所
全体像
薄く紫線で囲まれた広大なエリアがヨセミテパークです。
ここへの出入りが可能な道にはすべて料金所があり、入場時のみ入園料を払います。
(2019年9月現在、車1台$35, 一週間有効。クレジットカード利用可能)
ちなみに私が入ったのは、左側に吹き出しでコメントしている「サンフランシスコ側からの入り口」という場所からです。
で、「中心となるエリア」と記載しているものの拡大図がこちら。
(https://www.nps.gov/yose/planyourvisit/yv.htmより)
そう、ヨセミテはとてもとても広いです。
では回るべき有名スポットを見ていきましょう。
絶対に回るべき有名スポット
1. ヨセミテバレー(エルキャピタン、ヨセミテ滝、ハーフドームなど)
こちらがビジターセンター周辺で、上記の「Yosemite Valley Map」に示されているエリアです。
最も有名なエリアで、少し歩けばエルキャピタンやハーフドーム、ヨセミテ滝、ヨセミテの川などさまざまな自然を体験することができます。
また、ビジターセンターの周りにはレストランや売店もあり、お水なども市街地と変わらない値段で買うことができます。
2. トンネルビュー
こちらはヨセミテバレーから車を走らせること20分ほどの場所にある高台、トンネルビューです。
山を削ったトンネルのすぐ手前にある絶景ポイントで、初夏であれば滝も見ることができます。
(ちなみに私の写真では右側がやや濡れている程度のところです。2019年8月末です。)
3. グレイシャーポイント
こちらは先ほどのトンネルビューからさらに車を走らせること約30分のところにある絶景スポット、グレイシャーポイントです。
(注※ 写真の男性は立ち入り禁止場所に入られています。私ではありません。)
ここはヨセミテの全体を見渡すには最高の場所です!
また、夕方になると赤く染まる山を見に来る人や、夜の星を見に来る人達でにぎわいます。
なお、このポイントには売店とお手洗いがあります。
少し離れた有名スポット
1. マリポサグローブ
(https://www.nps.gov/yose/planyourvisit/mg.htmより)
ヨセミテビレッジから1時間15分ほど車を運転したところにある大森林がマリポサグローブ。
こちらはまるで屋久島の杉のような、本当に雄大な木が並ぶ人気エリアです。
2. トゥオルム・メドウ
(https://www.nps.gov/yose/planyourvisit/tm.htmより)
ヨセミテバレーから1時間半ほど車で移動したところにある、トゥオルムメドウ。山に囲まれた広大な草原地帯で、まるでアルプスのような山・草原・川の大自然が楽しめます。
3. ヘッチ・ヘッチー
ヨセミテバレーから車で1時間半ほどのところにあるのがヘッチ・ヘッチーと呼ばれるエリア、見どころはやはり広大なダムとヨセミテの山々のパノラマビューです。
少し細い山道を通りますが、その山道もとても美しいです。
2. 移動手段
移動手段
基本的に、
①バレー内の無料シャトルバス
②有料バス
③車(レンタカー)
になります。
もし目的地がヨセミテバレー内のみ、ということであれば、無料シャトルバスで事足りるでしょう。
ですが、今までのエリアを存分に楽しむにはレンタカーが必須です!
理由は単純で、
・シャトルバスはヨセミテバレー内しか運航していない
・そもそもバスが混みすぎてて乗れない可能性が多い
ということがあげられます。
(実際わたしもヨセミテバレー内のシャトルに乗ろうと3度ほど試みたのですが、いずれも満員で乗車拒否されてしまいました・・・。結局車まで歩き、車移動です。)
レンタカー
アメリカのレンタカーを使う場合はいつも「Alamoレンタカー」を使っています。ハワイでも同様です。
理由は断然、コスパがいいからです。
今回サンフランシスコでレンタカーを借りて、丸4日間借りましたが、料金は21,072円でした。
一日当たり5,000円ちょっと、と考えるととてもお得ですよね?
また、うれしいことに、Alamo レンタカーはEasyRentCarsという比較サイトから利用可能です!
今回初めて使ったのですが、このサイトを経由すると以下の追加のメリットが得られます。
1. 日本語対応
2. 直接申し込むよりも安い+クーポンが使える
3. キャンセル料がぎりぎりまでかからない
4. 最安価格が出たら自動で予約変更してくれる
驚きの仕様ですよね・・・。どうもキャンペーン中のためのようです。
(ちなみに私は18,000円以上だったので、以下のクーポンを利用して1,000円引きで利用しました。)
App Storeでも評価が4.6と高評価だったので今回利用してみましたが、トラブルもなく非常にお得に利用できたました。
おそらく新規ユーザー獲得のために思い切った値引きをしているのでしょう。
今後いつまでこの価格でのオファーが続くかわかりませんが、一見の余地はありです。(日本でも使えます!)
3. 必要な日程
どこまで見たいか、何をしたいかによって日数は変わってきます!
ヨセミテバレー内のみの場合
サンフランからのバスツアー、一泊二日、というもので十分間に合います。
(もちろんこの楽しみ方も人気で、私の友人のスイス人女性は一人でこのツアーへ参加していました。)
絶景ポイントを回る場合
上記であげたような絶景ポイントを回るなら、トレッキング・ハイキング、キャンプなどをしない場合は、2泊3日はほしいところです。
トレッキングなどは往復数時間要するものが多いので、一か所のトレッキングを足すごとにプラスで一日見ておいた方がよいかと思います。
4. ホテルの場所・種類と料金
まず意識すべきは、ヨセミテパーク内のホテルなのかパーク外のホテルなのか、という点です。
パーク内の宿泊施設はもちろん観光には便利ですが、
①高い
②かなり前もって予約しないと埋まっている
という難点があります。
パーク内の代表ホテル
ヨセミテバレーロッジ
ビジターセンターまで徒歩15分ちょっとでアクセスできる、ヨセミテバレーの中心にあるとても便利なホテルです。
一般開放されているフードコートもとてもおいしく、スターバックスも併設されており非常に使い勝手がいいです。
(Hotels.comなどの予約サイトには出てこないようで、公式サイトから予約する必要ありです。)
パーク外の代表ホテル
ヨセミテビューロッジ
ヨセミテバレーのゲートまで車で5分ほどの外側にある大型ホテルです。
ヨセミテの川に面しており、客室からの景色はもちろん、一般開放されているレストランも豊富で、売店も充実しており必要十分です。
便利な立地から人気ホテルになっていますので、こちらも興味がある場合は前もって予約しておいたほうがいいです。
(Hotels.comから予約可能で、私は今回こちらを利用しました)
実はパーク外のホテルはこれ以外、となると結構離れてしまいます。
私の旅行プランであるサンフランシスコからレンタカーで移動を前提とすると実質ヨセミテビューロッジとヨセミテバレーロッジの二択でした。
5. 事前にやっておくべきこと
1. ホテルの予約
ポイント:パークの中?外?ヨセミテはとても広いので移動時間も重要です、エリアを事前に確認しましょう!
2. レンタカーの予約
ポイント:できるだけ安く抑えましょう!アラモレンタカー、完全保険プラン一括比較【EasyRentCars】
3. グーグルマップのダウンロード
ポイント:実は一番大事かもしれない情報で、ヨセミテ周辺は電波が通じません!あらかじめグーグルマップのヨセミテ周辺データをオフラインダウンロードすることで、道案内アプリを使えるようにしておきましょう!(GPSは圏外でも利用可能です!)
4. ツアーの予約(どうしてもいきたいものがある場合のみ)
ポイント:自分ではどうしてもいけないかリサーチ必要!(簡単なトレッキングツアーでも一人200ドルとかかかります!)
上記さえ押さえておけば、あとはクレジットカードとスマホと健康な体があれば当日でも何とかなります。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
ヨセミテは本当に広大なため、全体感とポイントが実際に行ってみないとわかりにくいです。
一方行きたいところが最初から分かっていれば自分たちでも本当に簡単に予定を組むことができます!
この記事を読んで少しでもヨセミテに興味を持ってもらえたら幸いです。