はじめに
今回は、少し前に個人で行ったサンフランシスコで公共機関を利用するにあたり、とても便利で感動した体験を紹介したいと思います。
サンフランシスコといえばケーブルカー、坂道と美しい街並みが有名ですよね。
ただ思っているよりも広く、いろいろ回ろうと思うと徒歩ではちょっとしんどいです。
当記事では、これからサンフランシスコに行こうと考えている方が気軽に移動できるよう利用方法を紹介します。
サンフランシスコの街
(http://www.carolmendelmaps.com/mapsf/downtownsf.htmlより)
サンフランシスコは海・湾に囲まれたとても美しい街並みが魅力の街です。
有名なスポットとしてはゴールデンゲートブリッジがありますが、そもそも街の坂道を活かした美しい街並みや、街中を走るケーブルカーなど、町全体が観光地だと言えるほど見どころの多いエリアです。
ケーブルカー
(https://www.sftodo.com/sanfrancisco/cable-car-san-francisco/より)
サンフランシスコに来たら絶対に乗りたいのはやはりケーブルカー!
地面の中を循環するケーブルを”掴んで”走るレトロなケーブルカーは、いまだに地域の足としても観光スポットとしても大人気です。
(サンフランシスコの坂道を歩けないこともないのですが、上りも下りもかなり膝にダメージがきます・・・。)
市内の便利な移動方法
サンフランシスコの観光に最もおすすめなのはMUNIの一日券を買うことです!
MUNIの一日券はなんと大人一日12ドルで、バス、路面電車、ケーブルカー、地下鉄が乗り放題になってしまいます!
特に便利なのはバスで、理由は路線が多く、かつ本数も多く、治安も悪くないため、です。
(アメリカの田舎の方では、バスなどの公共機関はいわゆる貧困層が乗るもの、というイメージがありますが、サンフランシスコなど都会のバスは観光客やローカルの普通の方が多く、深夜以外心配はいりません)
レンタカーもあれば便利なのですが、ダウンタウン内は車が多く、かつ駐車場が少ない+高いので、車を停める場所を見つけるのがとても大変です。
そのため、ナパバレーやヨセミテなど、郊外へ出る日以外はレンタカーの利用はあまりお勧めしません。
おすすめ:最新の支払い方法
では、バスとケーブルカーの支払い方法と料金を紹介します。
従来の支払い方法と料金
バスの料金
バスの支払い方法について、従来は現金もしくはClipper Card(Suicaのようなチャージ式カード)でした。
(https://www.sfmta.com/ja/getting-around/muni/faresより)
料金は現金だと1回の乗車あたり3ドル、チャージ式だと2.5ドルとなっています。
ただこのクリッパーカード、3ドルのカードフィーを取られてしまうので、旅行者が買うべきかというと微妙なラインでした。
ケーブルカーの料金
(https://www.sfmta.com/ja/getting-around/muni/faresより)
料金はいずれの方法でも1回の乗車あたり7ドルとなっています。
観光の乗り物として楽しいのは間違いないですが、もしバスも乗るようであれば後述の一日乗車券(12ドル)を買ってしまいましょう。
一日券(バス・電車・ケーブルカー含む)の料金
(https://www.sfmta.com/ja/getting-around/muni/faresより)
さて冒頭におすすめした一日券ですが、ご覧の通り、クリッパーカードでは発行手数料を含めて15ドル、紙だと23ドルもします。。。
ただ一番上のMuniMobileだと12ドルとなっていますね。
これはローカルの人だけでなく、もちろん海外からの旅行者も利用可能です!
では以下「最新の支払い方法」にてその方法を確認しましょう。
最新の支払い方法 MuniMobile
最新の支払いは、MuniMobileというアプリ(スマートフォン)から行います!
(一回ずつの乗車券だけでなく、一日乗車券の購入も可能です)
MuniMobileのメリット
1. クリッパーカードと同様の割引を受けることができる(→現金で買うより安い)
2. クリッパーカードのような発行手数料がかからない(→クリッパーカードより安い)
3. 券売機へ行かずとも直前にスマホから購入可能(→チャージしすぎなどの心配不要)
4. クレジットカードで決済でき、現金がなくても乗車可能(→多量の一ドル札を持たなくていい)
どうでしょう、スマホで全部完結するなんて、観光客には本当にありがたいですよね。
実際の使用方法
1. まずAppStoreでMuniMobileをダウンロードします。
2. ダウンロード完了後、アプリを開くと以下のような画面になりますので、「Buy Tickets」を押して購入画面へ進みます。
3. すると次に購入したいチケットを選択できる画面になりますので、一回券がいいのか、一日券がいいのか、こちらで選択できます。
4. チケットを選ぶと、本人区分(大人、子供、身障者等)を選ぶことができるのですが、アメリカお住まいの方以外はRegular Adultになるかと思います。
5. その後、クレジットカード情報を入れて購入完了です!
以下は購入完了後の画面で、実際に乗車する前に「チケットを使用する」必要があります。
各乗車時には、使用したチケットの画面を乗務員さんへ見せれば、簡単に乗ることができます。
ケーブルカーの路線
ケーブルカーがどこを走っているのか、どこがスタート地点なのか、などは、グーグルマップよりこちらのマップがわかりやすいのでご参照ください。
(バスはグーグルマップで簡単に検索できます)
(https://www.sftodo.com/sanfrancisco/cable-car-san-francisco/より)
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回カリフォルニア旅行の一か所としてサンフランシスコへ寄ったのですが、とても簡単・便利に公共機関を利用できるようになっていて感動したので紹介させていただきました。
今後サンフランシスコへ観光に行かれる方へ、ご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。